トルコ、日中印・ロシアからの鉄鋼製品に反ダンピング関税

　１０月１１日　トルコは中国、ロシア、インド、日本から輸入する鉄鋼製品の一部に反ダンピング（不当廉売）関税を課すことを決定した。写真は２０２２年９月、上海で撮影（２０２４年　ロイター／Aly Song）

[アンカラ １１日 ロイター] - トルコは中国、ロシア、インド、日本から輸入する鉄鋼製品の一部に反ダンピング（不当廉売）関税を課すことを決定した。１１日付の官報で公表した。「不公正な競争」を防ぐためとしている。

関税率は運賃・保険料込み（ＣＩＦ）価格の６．１０％─４３．３１％の範囲で、中国に最も高い税率を適用した。

国内生産者からの申し立てを受けた調査で、これらの国からの廉価な熱延鋼板が国内産業に被害を与える恐れがあると結論づけた。

中国製品には約１５─４３％の関税、ロシア、インド、日本からの製品は６─９％の関税を課す。