シリアは深刻な外貨不足に直面、再建厳しい=暫定首相
ロイター / 2024年12月11日 20時1分
シリアのアサド政権崩壊後に暫定首相に選ばれたムハンマド・バシル氏は、数百万人の難民を帰還させ、全国民を保護し、基本的なサービスを提供することを目指すと表明した。アルアラビーヤTV提供、10日撮影。(2024年 ロイター)
Maya Gebeily Timour Azhari
[ダマスカス 11日 ロイター] - シリアのアサド政権崩壊後に暫定首相に選ばれたムハンマド・バシル氏は、数百万人の難民を帰還させ、全国民を保護し、基本的なサービスを提供することを目指すと表明した。しかし、外貨が不足しているため困難であることを認めた。
イタリア紙コリエレ・デラ・セラに、「国庫にはほとんど価値のないシリアポンドしかない。1ドルでシリアの硬貨3万5000枚が買える」と述べた。
「外貨はなく、ローンや債券についてはまだデータを集めているところだ。従って財政的に非常に厳しい状況だ」と指摘した。
バシル氏は北西部の反体制派支配地域を拠点とする「シリア救国政府」を率いてきた。
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