ＦＲＢの金融政策は適切、金利見通しはデータ次第＝ＮＹ連銀総裁

　２月１１日、米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、連邦準備理事会（ＦＲＢ）の金融政策は適切であり、今後の金利見通しは経済データ次第になるとの認識を示した。２０２４年５月撮影（２０２５年　ロイター/Andrew Kelly）

[ニューヨーク １１日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は１１日、連邦準備理事会（ＦＲＢ）の金融政策は適切であり、今後の金利見通しは経済データ次第になるとの認識を示した。

ペース大学でのイベント後に記者団に述べた。

現在の金融政策は制約的で、インフレ率が依然として高水準にあることを踏まえれば適切だとした。

インフレ期待が抑制されなくなることについてはあまり懸念していないと述べた。また、現在の広範な不確実性が明確な形で経済活動の重しになっているかどうかは明らかではないとした。