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ロシアのコロナワクチン評価できず、情報不足=WHO幹部

ロイター / 2020年8月12日 4時52分

世界保健機関(WHO)の米州地域事務局・汎米保健機構(PAHO)のバルボサ副事務局長は11日、WHOはロシアが認可した新型コロナウイルス感染症ワクチンに関する十分な情報を得ておらず、現時点で評価できないと述べた。ガマレヤ研究所提供(2020年 ロイター/THE RUSSIAN DIRECT INVESTMENT FU)

[ブラジリア/リオデジャネイロ 11日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の米州地域事務局・汎米保健機構(PAHO)のバルボサ副事務局長は11日、WHOはロシアが認可した新型コロナウイルス感染症ワクチンに関する十分な情報を得ておらず、現時点で評価できないと述べた。

ロシアのプーチン大統領はこの日、保健省が国内で開発された新型コロナ感染症ワクチンを認可したと発表。新型コロナワクチンは世界初。2カ月弱の臨床試験(治験)で認可され、ブラジルでも生産される予定という。

バルボサ氏は、ブラジルでのワクチン製造に関する質問に対し、安全性と有効性を保証する第2相・第3相臨床試験が終了するまで製造すべきではないと述べた。

一方、ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)は同日、ロシアの新型コロナワクチンに対する認可要請はまだ受けていないと発表。ロシアからの公式データが届く前にワクチンの安全性や有効性についてコメントできないとした。

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