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ブラジルのパラナ州、コロナワクチン製造でロシアと協議

ロイター / 2020年8月12日 8時39分

[サンパウロ 11日 ロイター] - ブラジル南部のパラナ州政府は11日、ロシア政府が承認した新型コロナウイルスのワクチンの製造に向けて、ロシア側と協議していると明らかにした。

ロシアのプーチン大統領は11日、同国の国立研究所が開発した新型コロナのワクチンを承認したと発表した。新型コロナワクチンの承認は世界で初めて。大規模な臨床試験(治験)を完全に終了しておらず、安全性に対する懸念も強い。

パラナ州は声明で、12日に州知事がロシアの駐ブラジル大使と会談し、ワクチン製造の条件などを協議すると明らかにした。

国内でのワクチン製造にはブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)の認可が必要になる。ただ、ANVISAは、ロシアのワクチンの認可申請はまだ受け取っていないとし、ワクチンを開発した研究所からデータを受け取る前にワクチンの安全性や効果についてコメントできないと説明した。

ANVISAの元ディレクターは、ロシアのワクチンの開発スピードや治験を完全に終了していない点を挙げ、承認に慎重になるよう訴えた。

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