猶予付き死刑判決受けた豪作家、執行回避の可能性=駐豪中国大使
ロイター / 2024年3月11日 13時21分
3月11日、中国の肖千駐豪大使は中国の裁判所からスパイ罪で執行猶予付きの死刑判決を先月言い渡された中国系オーストラリア人作家ヤン・ヘンジュン(楊恒均)氏について、これ以上の罪を犯さなければ執行されない可能性があると述べた。北京の裁判所で2021年5月撮影(2024年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins)
Lewis Jackson
[シドニー 11日 ロイター] - 中国の肖千駐豪大使は11日、中国の裁判所からスパイ罪で執行猶予付きの死刑判決を先月言い渡された中国系オーストラリア人作家ヤン・ヘンジュン(楊恒均)氏について、これ以上の罪を犯さなければ執行されない可能性があると述べた。
中国当局者が死刑執行回避の可能性に言及したのは初めて。
ビジネスサミットで、執行猶予付き死刑判決は即時執行を意味するものではなく、「理論的には死刑にならない可能性がある」と述べた。
また、危ぶまれているヤン氏の健康状態については「完璧ではない」ものの、同氏の家族が言うほど深刻ではないとした。
家族によると、ヤン氏は深刻な腎臓の病気で、早急に必要な治療を遅らせないために判決に控訴しなかった。同氏は外国のスパイとして働いたことはないと主張し、家族に宛てた手紙の中ではいかなる不正行為も否定している。
罪状の詳細は公表されていない。
中国の執行猶予付き死刑判決は、被告人に2年間の執行猶予を与え、その後は自動的に無期懲役に減刑される。
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