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米国株がアウトパフォーム、世界市場のシェア5割に=ゴールドマン

ロイター / 2024年3月12日 7時15分

3月11日、ゴールドマン・サックスのストラテジストは世界金融危機以降、米国株式市場が他の主要株式市場をアウトパフォームしており、世界の株式市場におけるシェアが50%に拡大していると発表した。写真はニューヨークのスカイライン。2023年3月撮影(2024年 ロイター/Amanda Perobelli)

Lewis Krauskopf

[ニューヨーク 11日 ロイター] - ゴールドマン・サックスのストラテジストは11日、世界金融危機以降、米国株式市場が他の主要株式市場をアウトパフォームしており、世界の株式市場におけるシェアが50%に拡大していると発表した。

米国株がアウトパフォームしている要因として、米国株の収益の伸びが比較的堅調なこと、高成長産業へのエクスポージャーが高く低成長産業へのエクスポージャーが低いことなどを挙げた。

メモで「われわれは米国株を選好しており、その相対的な成長は強いファンダメンタルズに基づいていると確信しているが、地域的な分散を一段と確保することも理にかなっている」と指摘。他の先進国市場の中で最も分散効果が高いのは日本としたほか、新興国市場ではインドや中国を挙げた。

ゴールドマンによると、特に米国とアジアの市場でハイテク企業の存在感が高まっており、同セクターの収益成長が反映されているという。「金融危機以降、世界のテクノロジーセクターの利益は急増しているが、他のセクター全体ではほとんど伸びていない」とした。

全地域でハイテクセクターをオーバーウエートする一方、それをヘッジする好機もあると言及。「相対的に割安でありながら、高成長を期待できる」分野として、大半の地域でヘルスケアセクターを選好することが含まれるとした。

また、別の分散投資の機会として、欧州の「Granolas(グラノーラス)」と呼ばれる主力11銘柄を挙げた。米国の超大型7銘柄「マグニフィセントセブン」よりもバリュエーションが低く「再投資率が高い」とした。

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