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トランプ氏が不倫口止め料訴訟の初公判延期要請、免責特権審理終了まで

ロイター / 2024年3月12日 7時18分

3月11日、トランプ前米大統領(写真)は、不倫口止め料支払いに関する訴訟の初公判を、連邦最高裁によるトランプ氏の免責特権を巡る審理が終了するまで延期するよう、ニューヨーク州の裁判所に要請した。フロリダ州パームビーチで5日撮影(2024年 ロイター/Marco Bello)

Luc Cohen

[ニューヨーク 11日 ロイター] - トランプ前米大統領は11日、不倫口止め料支払いに関する訴訟の初公判を、連邦最高裁によるトランプ氏の免責特権を巡る審理が終了するまで延期するよう、ニューヨーク州の裁判所に要請した。

トランプ氏は2020年の大統領選の敗北を覆そうとして議会襲撃事件を誘発したとの理由で起訴されたことについて、大統領在任中の行動は刑事責任を免れると主張。連邦最高裁は、免責特権が適用されるかどうか4月25日に口頭弁論を開くと明らかにしている。

一方、トランプ氏が不倫口止め料支払いに伴う業務記録改ざんの疑いで訴えられている裁判の初公判は3月25日の予定。

トランプ氏の弁護団は、免責特権に関する審理結果は口止め料支払い裁判と関連性があると主張し、その理由として検察側がトランプ氏の大統領在任中に作成された文書を証拠として提出することを求めている点を挙げた。

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