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米民主党ニューハンプシャー州予備選、サンダース氏リード

ロイター / 2020年2月12日 12時39分

 2月11日、11月の米大統領選に向けた民主党候補者選びは、ニューハンプシャー州で第2戦となる予備選挙が行われた。同州マンチェスターで撮影(2020年 ロイター/Mike Segar)

[マンチェスター(米ニューハンプシャー州) 11日 ロイター] - 11月の米大統領選に向けた民主党候補者選びは11日、ニューハンプシャー州で第2戦となる予備選挙が行われた。開票途中の段階でサンダース上院議員がリードし、バイデン前副大統領は5位と低迷している。

65%の選挙区の集計によると、サンダース氏は得票率27%で首位。初戦のアイオワ州党員集会でサンダース氏を僅差で振り切って首位となった前インディアナ州サウスベンド市長のブティジェッジ氏は24%。クロブシャー上院議員が20%で3位。

バイデン氏の得票率は8.5%と、エリザベス・ウォーレン上院議員の9.4%を下回り5位。サンダース氏に大きく水を開けられた。

バイデン氏は自身の不振を予想し、開票の発表が始まる前に月末に予備選が行われるサウスカロナイナ州に向かった。

投票が締め切られた後、アジア系実業家のアンドルー・ヤン氏とマイケル・ベネット上院議員が選挙戦からの撤退を表明した。

ニューハンプシャー州の予備選では有権者が33人の候補から選ぶ。この33人には数週間前に戦線離脱を表明した候補が含まれるが、マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長は入っていない。

サンダース氏は、超左寄りのスタンスではトランプ大統領に勝てないとライバル候補から批判されながらも、最近のニューハンプシャー州での世論調査ではリードしていた。

次の戦いは22日のネバダ州党員集会、続いて29日のサウスカロライナ州予備選となる。ネバダ州はラテン系の有権者が多い。アイオワ州から低迷が続くバイデン氏は、アフリカ系有権者の強い支持を追い風にサウスカロライナ州で巻き返しを狙う。

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