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一帯一路の債務、IMF・世銀の支援は返済原資にならず=米

ロイター / 2020年3月12日 19時29分

 3月11日、ムニューシン米財務長官は、中国の広域経済圏構想「一帯一路」で参加国が受ける融資について、IMFや世界銀行からの金融支援が返済原資に充てられることがないよう、両機関と連携を取っていると明らかにした。写真はワシントンで2月撮影(2020年 ロイター/Yuri Gripas)

[ワシントン 11日 ロイター] - ムニューシン米財務長官は11日、中国の広域経済圏構想「一帯一路」で参加国が受ける融資について、国際通貨基金(IMF)や世界銀行からの金融支援が返済原資に充てられることがないよう、両機関と連携を取っていると明らかにした。

米下院歳出委員会の公聴会で述べた。一帯一路による融資の透明性確保に向けても両機関と協力していると説明した。

長官は「中国への返済にこれら国際機関からの資金が使われることが一切ないよう」取り組んでいると強調、「非常に重要」な問題とした。

一帯一路で過剰な債務を負ったパキスタンなどの一部の国は、IMFに金融支援を要請している。

IMFは昨年7月、パキスタンに3年間で60億ドルの融資を実行することを承認した。

中国外務省の耿爽報道官は12日、定例会見で、米財務長官の発言についての質問に、国際金融機関は「政治の道具」ではなく、「一帯一路」構想を前向きに評価していると述べた。

*内容を追加しました。

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