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EU、米政府の渡航制限を非難 「一方的で事前協議なし」

ロイター / 2020年3月13日 5時55分

欧州連合(EU)は12日、米政府が新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて決定した欧州からの渡航制限措置を批判するとともに、世界的流行への対応には一方的な措置でなく、協調行動が必要と強調した。ブリュッセルの欧州委員会で2017年2月撮影(2020年 ロイター/Francois Lenoir)

[ブリュッセル/ワシントン 12日 ロイター] - 欧州連合(EU)は12日、米政府が新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて決定した欧州からの渡航制限措置を批判するとともに、世界的流行への対応には一方的な措置でなく、協調行動が必要と強調した。

トランプ大統領は12日、英国など数カ国を除く欧州からの米国への渡航を30日間停止すると発表。 また、新型コロナの発生源とされる中国からの渡航を制限しなかった欧州の政策を批判し、米国内で確認されている集団感染は欧州からの旅行者から広がったとの認識を示した。

欧州委員会のフォンデアライエン委員長と欧州連合(EU)のミシェル大統領は共同声明を発表し、米国の決定は「一方的で、事前協議もなかった」と非難した。

さらに、欧州では感染拡大防止に向けた「強力な」措置が取られていると強調。「新型コロナは世界の危機であり、単独行動ではなく協調が求められる」と述べた。

トランプ大統領は、迅速に決断したため欧州側と事前に協議する時間がなかったと説明。また、欧州や中国への渡航制限がすぐに解除される可能性があるとの見方も示した。

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