ウィーワーク特別委、ソフトバンク訴訟の継続へ権限保全申し立て
ロイター / 2020年5月12日 11時36分
5月12日、米シェアオフィス大手ウィーワークの取締役会の特別委員会は11日、筆頭株主のソフトバンクグループによる30億ドル相当の株式買い取り計画の撤回を受けた訴訟を継続するため、委員会の解散を阻止する申し立てを裁判所に行った。写真はサンフランシスコで昨年9月撮影(2020年 ロイター/KATE MUNSCH)
[11日 ロイター] - 米シェアオフィス大手ウィーワークの取締役会の特別委員会は11日、筆頭株主のソフトバンクグループ<9984.T>による30億ドル相当の株式買い取り計画の撤回を受けた訴訟を継続するため、委員会の解散を阻止する申し立てを裁判所に行った。
共同創業者アダム・ニューマン氏を含むウィーワーク少数株主を代表する特別委員会は先月、ソフトバンクが昨年合意した株式買い取り計画を撤回したことは不当だとして、同社を相手に訴えを起こした。
今回、米デラウェア州の裁判所に行った申し立てでは、訴訟の結果が出るまで特別委の権限を保全する現状維持命令の発令を求めた。
同州の裁判所判事は先月、公判の日程を来年1月初旬に設定した。
特別委の申し立てによると、ウィーワークの親会社ウィーカンパニーの取締役会が4月29日に開催され、その際、既存の特別委の権限について判断を下すため、新たな特別委を構成する2人の取締役を指名するよう同社の弁護士が提案した。
ウィーワーク取締役会は独立系役員の選定に関する採決を行い、6対2で承認したという。
ソフトバンクの弁護士は先月、ウィーワーク取締役会に宛てた書簡で、特別委に同社少数株主を代表する権限がないことを確認するよう求めていた。
ソフトバンクとウィーワークは、特別委の申し立てに関するコメントを控えた。
特別委は昨年、ウィーワークの金融支援策を検討するため設置され、ウィーワークの株主であるベンチマーク・キャピタルのジェネラルパートナー、ブルース・ダンレビー氏と、高級ハンドバッグメーカー、コーチの元最高経営責任者(CEO)、ルー・フランクフォート氏の2人で構成されている。
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