拙速な活動再開、不必要な死につながる恐れーファウチ所長=米紙
ロイター / 2020年5月12日 13時35分
<description role="descRole:caption"> 5月11日、ニューヨーク・タイムズ紙によると、米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長(写真)は12日、国内経済活動の再開を急ぎすぎれば「不必要な苦しみや死」につながる恐れがあると上院で証言する。写真はワシントンで4月撮影(2020年 ロイター/Carlos Barria) </description>
[11日 ロイター] - ニューヨーク・タイムズ紙によると、米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は12日、国内経済活動の再開を急ぎすぎれば「不必要な苦しみや死」につながる恐れがあると上院で証言する。
所長は電子メールで「『米国を再開する』という指針のチェックポイントを無視すれば、国内で複数の流行が発生するリスクがある」と指摘。「これは不必要な苦しみと死につながるだけでなく、正常化に向けた努力が後退することになる」と述べた。
同紙によると、所長は12日に上院健康教育労働年金委員会で行う証言で、時期尚早な活動再開を目指すリスクを強く指摘したいと述べた。
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