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仏経済活動の停滞、4月は緩和=中銀調査

ロイター / 2020年5月12日 17時2分

 5月12日、フランス銀行(中央銀行)が公表した調査によると、フランス国内の4月の経済活動は依然として平時を大きく下回っているものの、停滞の度合いは緩和した。写真はビルロワドガロー中銀総裁。都内で2018年11月撮影(2020年 ロイター/TORU HANAI)

[パリ 12日 ロイター] - フランス銀行(中央銀行)が12日公表した調査によると、フランス国内の4月の経済活動は依然として平時を大きく下回っているものの、停滞の度合いは緩和した。

中銀によると、4月の経済活動は平時を27%下回っている。3月後半には同32%下回っていた。

フランスは新型コロナウイルス感染拡大抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)を11日から緩和し、生活に必需とされる産業以外の経済活動も8週間ぶりに再開した。

4月の製造業の活動は平時を37%下回っているものの、3月のマイナス48%よりは改善した。サービス業は平時を27%下回った。3月には37%下回っていた。

中銀は8500社を対象に月次で企業調査を実施している。前例のない経済低迷を受けて、調査結果と併せて示す国内総生産(GDP)四半期予想は示さなかった。

ただ、ビルロワドガロー中銀総裁はこの日、新型コロナの影響で6%近いマイナス成長になるとの見方を示した。

総裁は仏ラジオに対し、「この2カ月は、年間成長に6%の損失をもたらした。(経済)活動の回復は部分的とみられるため、通年の経済損失はさらに大きくなるだろう」と述べた。

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