WHO、複数の新型コロナ治療薬候補に注目 一段のデータ必要
ロイター / 2020年5月13日 0時11分
世界保健機関(WHO)は12日、 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬について、最も有望な4、5の候補薬に注目していると明らかにした。英キールで4月撮影(2020年 ロイター/CARL RECINE)
[ジュネーブ 12日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は12日、 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬について、いくつかの治療薬には症状の深刻化の抑制、もしくは症状が継続する期間の短縮化に効果がある可能性があるとし、WHOとして最も有望な4、5の候補薬に注目していると明らかにした。
WHOのマーガレット・ハリス報道官は、「新型ウイルス(SARS─CoV2)の消滅や活動停止につながるものはまだ何も開発されていない」としながらも、「極めて初期の段階だが、症状の深刻化の抑制、もしくは症状が継続する期間の短縮化に効果があるいくつかの治療薬がある」と指摘。ただ「前向きなデータが得られているが、ある治療薬が他よりも優れていると100%の確信を持つためには一段のデータが必要だ」と述べた。
ハリス報道官は具体的な治療薬候補の名前は挙げなかったが、米製薬ギリアド
ハリス報道官はワクチンについては慎重な見方を表明。SARS─CoV2が属するコロナウイルスは全般的に「極めて扱いが難しい」ため、「ワクチン開発は難航する」と述べた。
WHOは4月、新型ウイルスのワクチン開発には少なくとも1年かかるとの見解を表明。開発は世界的に急ピッチで進められており、治験が始まったものも含めて現在100種類以上が開発されている。
感染拡大状況については、現時点では米州が感染拡大の「中心地」になっていると指摘。アフリカでも拡大しているとの認識を示した。
この記事に関連するニュース
-
【岡山大学】岡山県内の感染状況・医療提供体制の分析について(2024年7月12日現在)
PR TIMES / 2024年7月22日 10時45分
-
モデルナ、BARDAの緊急対応パートナーシップを通じてプロジェクトアワードを受賞し、mRNAベースのパンデミックインフルエンザワクチンの開発を加速
PR TIMES / 2024年7月8日 16時45分
-
【岡山大学】岡山県内の感染状況・医療提供体制の分析について(2024年7月5日現在)
PR TIMES / 2024年7月7日 17時15分
-
アングル:忍び寄る「ヒトからヒト」へ、科学者が恐れる鳥インフルの変異
ロイター / 2024年7月6日 8時6分
-
欧州医薬品庁ヒト用医薬品委員会、モデルナのRSウイルスワクチンmRESVIA(R)の販売承認を推奨する肯定的見解を採択
PR TIMES / 2024年7月5日 11時45分
ランキング
-
1米民主重鎮、決断を称賛=ハリス氏支持で対応分かれる―バイデン氏撤退
時事通信 / 2024年7月22日 9時50分
-
2パリ五輪、4355人を「脅威」として排除 仏内相明かす、大会の治安対策で
産経ニュース / 2024年7月22日 11時27分
-
3北朝鮮エリートの脱北ラッシュ、なぜ外交官なのか…海外生活で「目覚めた」
KOREA WAVE / 2024年7月22日 16時30分
-
4バイデン氏の決断尊重 英や独首相ら
共同通信 / 2024年7月22日 11時54分
-
5バイデン氏大統領選からの“撤退表明” トランプ氏「いんちきジョーは最悪の大統領」とSNS投稿
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月22日 11時43分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)