ＦＲＢ議長、労働市場の回復に「全力を注ぐ」

　１２日、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長は労働市場を新型コロナウイルス禍以前の水準に回復させるため、全力を注ぐと強調した。写真はパウエル議長。３月３日撮影（２０２０年　ロイター/Kevin Lamarque）

［１２日　ロイター］ - 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長は１２日、労働市場を新型コロナウイルス禍以前の水準に回復させるため、全力を注ぐと強調した。

パウエル議長は、十数回に及ぶ地域イベントの成果をまとめた報告書で「新型コロナはわれわれ全てに影響しているが、とりわけ弱者への影響が最も大きい」とした上で「ＦＲＢは２０１９年のイベント時に確認された力強い労働市場への回復に向け、各種目標に注力しつつ重点を置く」と表明した。