共和党優位の州、堅調な回復へ 民主党州と乖離拡大=米経済顧問
ロイター / 2020年6月13日 3時24分
12日、米ホワイトハウスの経済顧問ケビン・ハセット氏は新型コロナウイルス感染抑制策の早期緩和に動いた共和党優位の「レッドステート」が野党民主党優位の「ブルーステート」よりも力強い景気回復を遂げると見通しで、双方の経済の乖離が拡大すると予想した。写真はハセット氏(左)。2018年7月撮影(2020年 ロイター/Mary F. Calvert)
[ワシントン 12日 ロイター] - 米ホワイトハウスの経済顧問ケビン・ハセット氏は12日、新型コロナウイルス感染抑制策の早期緩和に動いた共和党優位の「レッドステート」が野党民主党優位の「ブルーステート」よりも力強い景気回復を遂げると見通しで、双方の経済の乖離が拡大すると予想した。
トランプ大統領は11月の大統領選での再選を視野に、新型コロナ流行で休止状態にあった経済活動の再開を提唱し、民主党主導の州は経済再開に消極的と重ねて批判していた。
ハセット氏はFOXニュースに対し「現時点でレッドステートとブルーステートのデータは際立った開きを示している」と語った。
民主党で急進左派のサンダース上院議員を選出したバーモント州を例に取り、新型コロナ感染者数が少ない反面、経済は実質的に休止していると指摘。「失業率が高止まりし、経済が休止状態にあるブルーステートと、経済がおおむね再開しているレッドステートの経済的乖離は拡大する見通しだ」と述べた。
共和党主導のテキサスやアリゾナ州などでは最近、新型コロナ感染者数が再び増加し、経済再開に伴う感染第2波の到来が懸念される。
ハセット氏は、全米レベルでは感染者数は減少傾向にあるとしつつも、感染が再燃している地域があることも認め、新型コロナとの「戦いは終わっていない」と述べた。
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