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前場の日経平均は続落、見送りムードで売買代金8000億円台

ロイター / 2020年10月12日 12時3分

 10月12日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比75円74銭安の2万3543円95銭となり、続落した。東証で2日撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 12日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比75円74銭安の2万3543円95銭となり、続落した。前週末の米国株式市場が上昇したにもかかわらず、全体的に見送りムードが支配し、閑散商状。

前場の東証1部売買代金は8000億円台にとどまった。

前週末の米国株式市場は続伸。追加の新型コロナウイルス経済対策への期待が追い風となった。ナスダック総合<.IXIC>とS&P総合500<.SPX>は週間での上昇率が7月以来、ダウ工業株30種<.DJI>も8月以来の大きさを記録した。

米国株高は追い風になったものの、日本株は朝方からさえない動き。前週末に加えて外為市場でドル/円が若干ながら円高に振れたことを受け、輸出関連株が売り優勢で始まったほか、新興株式市場でこれまでリード役となっていた銘柄が崩れるなど、全体的に見送りムードに包まれている。

市場では「前週まで期待先行で買っていたが、騰落レシオが130台となるなど過熱感が生じ、高値警戒から買い手控えられているようだ。時価水準が戻り売りが厚いことも気にされている」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声が聞かれた。

TOPIXは0.33%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8183億3000万円。東証33業種では、倉庫・運輸関連業、その他金融業、海運業などが値下がりし、上昇したのは空運業、農林・水産業など9業種にとどまった。

個別では、ソニー<6758.T>など主力の輸出関連株が軟調に推移。8月の機械受注統計が良好な結果だったにもかかわらずファナック<6954.T>などの設備投資関連株がさえない。

新興株式市場では、このところ先導役だったBASE<4477.T>が大幅安となった。

半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が商いを伴い年初来高値を更新したほか、東京エレクトロン<8035.T>など半導体関連株に上昇した銘柄が目立った。

東証1部の騰落数は、値上がりが652銘柄、値下がりが1408銘柄、変わらずが118銘柄だった。

(※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

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