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気候変動問題、世界経済成長への深刻な脅威=IMF専務理事

ロイター / 2020年10月13日 8時53分

 10月12日、IMFのゲオルギエワ専務理事は、気候変動問題は世界経済成長への深刻な脅威だと指摘し、対策を急ぐよう各国に促した。写真は2019年10月、ワシントンで撮影(2020年 ロイター/Mike Theiler)

[ワシントン 12日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は12日、気候変動問題は世界経済成長への深刻な脅威だと指摘し、対策を急ぐよう各国に促した。気候変動問題を経済政策に統合するための取り組みを進める52カ国の財務相との会合で語った。

さらに、新型コロナウイルスを封じ込め、経済への打撃を抑えるための各国の財政出動に気候変動対策の予算が盛り込まれるべきだと主張。それにより、景気回復期の最初の15年間で世界経済の成長率を平均で0.7%押し上げると説明した。

「気候変動は成長と繁栄にとり、深刻な脅威だということは明白だ。マクロ経済の観点で重要であり、マクロ経済政策は気候変動への取り組みにおいて中心となる」との見方を示した。

「我々は新型コロナ危機の真っただ中にあるが、気候変動の危機回避に向け努力を結集させるべきだ」と強調した。

また、IMFのリサーチは、新型コロナ危機にもかかわらず、各種政策ツールが2050年までに温暖化ガスの排出を実質ゼロにするという目標達成を後押しすることを示しているが、各国が予定する12兆ドル規模の財政刺激策の一部予算を温暖化対策に回すことが重要だとの考えを示した。

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