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日経平均は反落、高値警戒感から上値重い展開に

ロイター / 2021年2月12日 15時34分

東京株式市場で日経平均は反落。高値警戒感から全体的に上値が重い展開となった。写真は東京証券取引所、2020年10月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 12日 ロイター] -

日経平均

終値      29520.07 -42.86

寄り付き    29635.88

安値/高値   29417.32─29650.51

TOPIX

終値       1933.88 +3.06

寄り付き     1936.64

安値/高値    1927.62─1937.74

東証出来高(万株) 134398

東証売買代金(億円) 30202.10

東京株式市場で日経平均は反落。休み中の米国株式市場が堅調だったことを受けて買い優勢で始まったものの、きょうの朝方まで直近の上昇幅が約2000円と急な上げに対して高値警戒感が生じ、全体的に上値が重い展開となった。飛び石連休の谷間となる週末であることから、徐々に見送りムードが広がった。ただ、トヨタ自動車をはじめ、大型株が堅調となったことでTOPIXはプラスで引けた。

11日の米国株式市場はナスダック総合とS&P総合500種が小幅高で取引を終えた。追加財政刺激策への期待に支援された。ただ、市場全般が最高値圏にある中、バイデン大統領がインフラ計画に関連し、中国の勢いに警戒を示したことが重しとなった。

引き続き基調の強さは感じられるものの、「週末とあって利益確定売りが出やすい」(国内証券)との声が聞かれ、先駆株を中心に値を消す銘柄が目立つ。一方、好決算銘柄には買いが向かっており、業績好調でありながら利益確定売りで下押した銘柄に押し目買いが流入。さらには、出遅れが顕著な銘柄が物色されている。

一方、きょうは2月限オプションのS特別清算指数)の算出日で、SQ値は2万9718円77銭で決定。市場では「きょう算出のオプションSQ(特別清算指数)が幻の高値となり、上値の目安として意識されることになりそうだ」(雨宮総研・代表の雨宮京子氏)との指摘がある。

TOPIXは0.16%高。東証1部の売買代金は3兆0202億1000万円で週末にもかかわらず3兆円を上回っている。東証33業種では、金属製品、証券業、銀行業などが上昇し、海運業、ガラス・土石製品、電気・ガス業などの値下がりが目立った。

個別では、トヨタ自動車が商いを伴い上値を追ったほか、任天堂、東京エレクトロンも買われ、三菱UFJフィナンシャル・グループなど銀行株もしっかり。半面、ソニー、NTT、ソフトバンクグループがさえない。

東証1部の騰落数は、値上がり1004銘柄に対し、値下がりが1107銘柄、変わらずが82銘柄だった。

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