仮想通貨洗浄、小規模ブローカー集団を利用=米分析会社

ロイター / 2021年2月12日 18時55分

[ロンドン 11日 ロイター] - 米ブロックチェーン(分散型台帳)分析会社チェイナリシスの調査によると、不正に取得した数億ドルのバーチャルマネーをロンダリング(洗浄)するために小規模の暗号資産(仮想通貨)ブローカー集団が利用されていることが分かった。

多くが店頭取引ブローカーに関連した270件の仮想通貨アドレスに昨年、違法なデジタルコイン13億ドルが送られていた。この額はチェイナリシスが認知した犯罪に関する全ての仮想通貨フローの約55%に当たるという。

仮想通貨アドレスは乱雑な文字と数字が組み合わされており、バーチャルネットワーク上のロケーションを示すもの。例えばビットコインはそのネットワーク上で特定のアドレスから別のアドレスへ送金することができる。

チェイナリシスの調査( https://blog.chainalysis.com/reports/cryptocurrency-money-laundering-2021 )は、ブロックチェーンに由来する犯罪のみを対象としており、例えば伝統的なキャッシュを洗浄するためにビットコインを使った犯罪などの真の規模は不明だ。

チェイナリシスによると、違法アドレスから受け取ったデジタル通貨の量が最も大きいのは米国、ロシア、中国となっており、仮想通貨取引量で各国のシェアが大きいことを反映しているという。

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