米FRB、21年ストレステストの景気後退シナリオ公表
ロイター / 2021年2月13日 0時33分
米連邦準備理事会(FRB)は12日、大手銀行を対象とする2021年のストレステスト(健全性審査)で用いるリセッション(景気後退)シナリオを公表した。写真は2019年3月撮影(2021年 ロイター/Leah Millis)
[ワシントン 12日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は12日、大手銀行を対象とする2021年のストレステスト(健全性審査)で用いるリセッション(景気後退)シナリオを公表した。
このシナリオには、商業用不動産市場と社債市場での「相当なストレス」が含まれるほか、米失業率が10.75%に跳ね上がり、経済成長率が4%低下し、株価が55%下落する世界的な景気後退を想定。今年のストレステストの対象となるのは国内大手19行で、結果は夏に発表される。
クオールズ副議長は声明で「銀行セクターは過去1年間にわたり景気回復に向けた重要な支援を提供してきた。不確実性は残っているが、今回のストレステストは銀行セクターの耐性に関する追加情報が示される」と述べた。
2年ごとにテストが実施されている中小銀行は、希望すれば今年のテストに参加が可能。トレーディング業務で上位の10行に対し、世界的な市場の急落に対するテストが行われるほか、トレーディング業務や処理業務の規模が大きい12行には最大の取引相手が破綻した場合のテストが実施され、その耐性が試される。
この記事に関連するニュース
-
トランプ関税要因は方向感出ず、かく乱材料に!
トウシル / 2025年2月5日 16時8分
-
アングル:中銀の国際的気候変動対応、FRB「脱落」が冷や水
ロイター / 2025年1月24日 11時7分
-
EBA、欧州銀の健全性審査で貿易戦争勃発時の耐性を評価
ロイター / 2025年1月21日 13時41分
-
為替市場の変動要因 2025年の政治と経済重要日程
トウシル / 2025年1月8日 16時0分
-
2024年12月のマーケットの振り返り【解説:三井住友DSアセットマネジメント・チーフリサーチストラテジスト】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月8日 9時35分
ランキング
-
1【速報】ホンダとの経営統合が破談 日産が協議“打ち切り”方針を固める ホンダからの「子会社化」提案に反発 幹部「到底受け入れられない」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月5日 15時38分
-
2フジ親会社が決算発表 最終利益は7割以上減少か フジテレビ単体で赤字見込み
日テレNEWS NNN / 2025年2月5日 17時45分
-
3「横浜駅に頼らない路線」神奈川県ご当地鉄道事情 代表格は「ロマンスカー」でおなじみの大手私鉄
東洋経済オンライン / 2025年2月5日 6時30分
-
4「一緒にやっていくのは難しい」ホンダと日産の経営統合“破談”が現実味 ホンダは日産の「子会社化」を打診も日産幹部「受け入れられない」と反発
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月5日 11時51分
-
5「きのこの山」「たけのこの里」に異変 「チョコ」がいつの間にか「準チョコ」に...明治が明かしたその経緯
J-CASTニュース / 2025年2月5日 10時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください