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北朝鮮、新型長距離巡航ミサイル実験 「1500キロ先の標的命中」

ロイター / 2021年9月13日 8時49分

 9月13日、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、同国が長距離巡航ミサイルの発射実験を週末に実施し、成功したと伝えた。写真は2019年9月撮影(2021年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 13日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は13日、同国が長距離巡航ミサイルの発射実験を週末に実施し、成功したと伝えた。

11日と12日に実施した実験では、ミサイルが1500キロ飛行して標的に命中し、同国の領海に落下したという。

北朝鮮のミサイル発射は3月の新型戦術誘導ミサイル実験以来とみられる。1月のバイデン米大統領就任の数時間後にも巡航ミサイル実験を行った。

米国との核・弾道ミサイル開発プログラム停止を巡る協議は2019年以降行き詰っているが、今回の実験は北朝鮮の兵器開発が着実に進展していることを示した。

朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、新型の長距離巡航ミサイルが飛行する写真や可動式装置から発射される写真を掲載した。

KCNAは、新型ミサイルが過去2年間に開発されたもので、1月に発表された5カ年防衛計画の基幹部分だと報道。「(ミサイル開発は)わが国の安全保障をより確実に保証し、敵対勢力の軍事演習を強力に封じ込めるためのさらなる効果的な抑止手段を保有するという戦略的な重要性」があるとした。

金正恩労働党総書記は実験に参加しなかったもようで、KCNAによると、党中央委員会政治局常務委員で書記の朴正天氏が立ち会った。

北朝鮮問題を巡っては、韓国外務省の魯圭悳(ノ・ギュドク)朝鮮半島平和交渉本部長、米国のソン・キム北朝鮮担当特使、船越健裕外務省アジア大洋州局長が14日、日本で核問題や3カ国の協力について意見交換する。

また、中国の王毅外相は14日にソウルを訪れ、韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相と会談する予定。

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