みずほFG、業績予想を上方修正 坂井社長「先行きは不透明」
ロイター / 2021年11月12日 16時31分
11月12日、みずほフィナンシャルグループは、2022年3月期の連結純利益予想を前年比12.5%増の5300億円に上方修正した。写真は都内で2018年8月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 12日 ロイター] - みずほフィナンシャルグループは12日、2022年3月期の連結純利益予想を前年比12.5%増の5300億円に上方修正した。従来は5100億円を見込んでいた。
会見した坂井辰史社長は「新型コロナウイルス再拡大への懸念や経済の回復ペースの鈍化など、依然として先行きには不透明感が残存している」とし、予断を許さない状況は続くとの認識を示した。
坂井社長は、顧客部門を中心に堅調に推移していることを踏まえ、通期純利益予想を上方修正したと説明。一方、「新型コロナウイルスが早期終息に向かうのか、長期化するのか、方向感を見極めるのは時期尚早」とし、「全体としては慎重、保守的な対応」と述べた。
システム障害に対する再発防止策への取り組みが業績に与える影響については、下期に数十億円程度を見込んでいるとした。
併せて発表した21年4―9月期の連結純利益は、前年同期比78.9%増の3856億円だった。与信関係費用は496億円を計上した。年度見通しは1000億円。中間配当は1株当たり40円、年間配当予想は80円とした。
IBESがまとめたアナリスト11人による通期連結純利益の予想平均値は5588億円。
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