米作家や劇作家、またオープンＡＩ提訴 著作権侵害で

　米国の作家や劇作家らは９月１１日、対話型人工知能（ＡＩ）「チャットＧＰＴ」を開発した米オープンＡＩを提訴した。写真はオープンＡＩのロゴ。３月３１日撮影のイメージ写真（２０２３年　ロイター/Dado Ruvic/Illustration）

Blake Brittain

[１１日 ロイター] - 米国の作家や劇作家らは１１日、対話型人工知能（ＡＩ）「チャットＧＰＴ」を開発した米オープンＡＩを提訴した。ＡＩ訓練向けのコンテンツ使用が著作権の侵害に当たるとしている。

提訴したのはピューリッツァー賞受賞歴のある作家マイケル・シェイボン氏や劇作家のデイヴィッド・ヘンリー・ウォン氏など。

チャットＧＰＴなどの大規模言語モデルは、インターネット上の膨大なデータをシステムに学習させて精度を高める必要があるが、こうしたＡＩ学習で著作物や戯曲、過去記事などが無断で使用されたとしている。

オープンＡＩを巡っては、これまでにも作家などが著作権侵害で少なくとも２件の集団訴訟を起こしている。