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午前の日経平均は反発、自律反発期待の買いや米株高で

ロイター / 2023年9月12日 12時14分

 9月12日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比197円95銭高の3万2665円71銭と反発した。写真は都内にある東京証券取引所で2015年8月撮影(2023年 ロイター/Yuya Shino)

Nobuyo Saito

[東京 12日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比197円95銭高の3万2665円71銭と反発した。前日までに3営業日続落していた反動で自律反発期待の買いが入ったほか、米株高の流れを引き継ぎ買いが優勢となった。

日経平均は161円高と堅調にスタート。その後も上げ幅を拡大し、一時前営業日比281円高の3万2749円35銭まで上値を伸ばした。その後は伸び悩み、小幅高での推移となった。長期金利の上昇が続いたことで指数寄与度の大きい半導体関連株が下げ幅を拡大、またはマイナス転換するなどし、相場の重しとなった。アジア市場の軟調地合いも投資家心理を冷やした。前引けにかけては再び上げ幅を拡大した。

SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は「8月の米消費者物価指数(CPI)発表を13日に控え投資家の様子見姿勢も強く、明確な方向感は出づらい状況」と指摘。後場は、アジア市場や米株先物などの外部環境をにらみながら日経平均は3万2500円台を中心に推移するとみている。 TOPIXは0.36%高の2368.99ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆7731億2800万円だった。東証33業種では、値上がりは医薬品や輸送用機器、繊維など26業種で、値下がりは鉄鋼や保険、卸売など7業種だった。

個別では為替の円安を背景にトヨタ自動車が1.8%高、SUBARUが2.3%高と堅調。ソフトバンクグループは傘下の英半導体設計大手アームの米ナスダック市場への新規株式公開(IPO)にすでに募集の10倍の申し込みがあったとの報道が手掛かりとなり2.5%高だった。一方、アドバンテストは1.8%安と軟調で指数の重しとなった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1202銘柄(65%)、値下がりは566銘柄(30%)、変わらずは67銘柄(3%)だった。

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