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中国軍、沿岸部で空軍力強化 新型戦闘機など配備=台湾国防報告

ロイター / 2023年9月12日 16時42分

 9月12日、台湾国防部(国防省)は発表した国防報告書で、中国が沿岸部の空軍基地を拡張し新型戦闘機や無人偵察機を配備するなど、この地域の空軍力を強化しているとの見方を示した。写真は台湾の旗。昨年12月、台北で撮影(2023年 ロイター/Ann Wang)

[台北 12日 ロイター] - 台湾国防部(国防省)は12日に発表した国防報告書で、中国が沿岸部の空軍基地を拡張し新型戦闘機や無人偵察機を配備するなど、この地域の空軍力を強化しているとの見方を示した。

報告は「(中国は)現実的な戦闘訓練や演習を行い、台湾に対する備えを強化している」と指摘。「中国共産党は東部と南部の戦域司令部の海岸線に沿って飛行場の拡張を完了し、新しい戦闘機や無人機を常駐させるように再編成している」と分析した。

中国が台湾の南北や太平洋で頻繁に演習を行っているのは、台湾を東と西から「威嚇」することが狙いとの見解を示した。

中国による侵攻の明らかな兆候があった場合、精密兵器を用いて「侵攻軍を先制攻撃」できるとした。

また表向きは非軍事的な「グレーゾーン」の手段が用いられているとし、台湾海峡周辺の気象観測用気球は実際にはスパイ目的で、民間航空機は偵察用に使用されていると主張した。

景気減速により中国が台湾に対して軍事行動を起こすリスクが低下したとのバイデン米大統領の発言について、台湾参謀本部情報部の黃文啓氏は中国の国防費は増加の一途をたどっており油断はできないと述べた。

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