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ファミリーオフィスが債券やPE投資を拡大、株式は縮小=シティ

ロイター / 2023年9月13日 1時9分

米シティグループのプライベートバンキング部門、シティ・プライベートバンクの調査によると、富裕層を対象に資産管理や運用サービスを行うファミリーオフィスは今年上半期に債券およびプライベートエクイティ(PE)投資を増やした一方、株式へのエクスポージャーを減らした。2017年10月撮影(2023年 ロイター/Chris Helgren/File Photo/File Photo)

Tatiana Bautzer

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米シティグループのプライベートバンキング部門、シティ・プライベートバンクの調査によると、富裕層を対象に資産管理や運用サービスを行うファミリーオフィスは今年上半期に債券およびプライベートエクイティ(PE)投資を増やした一方、株式へのエクスポージャーを減らした。

調査対象となった268のファミリーオフィスのうち半数以上が債券投資を増やしたほか、38%がPE投資を拡大。一方、38%が株式への資金配分を減少させた。

このような動きはシティグループが2020年に調査を開始して以来最大という。

シティ・プライベートバンクの幹部は「ファミリーオフィスは、伝統的な産業に属するキャッシュフローがプラスの優良企業に注目している」とした。

また、ファミリーオフィスの最大の懸念事項はインフレ、金利上昇、米中緊張からくる不確実性という。

調査対象となったファミリーオフィスのポートフォリオ配分の平均は公開株式と未公開株式がそれぞれ22%、債券が16%、現金が12%だった。

調査対象となったファミリーオフィスの3分の2は米国外を拠点としている。純資産総額は5650億ドル。

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