バルト海ガスパイプライン損傷、故意なら断固対応へ=NATO
ロイター / 2023年10月12日 9時37分
10月11日、フィンランドとエストニアを結ぶガス輸送海底パイプラインと通信ケーブルの損傷を受け、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、攻撃によるものと証明されれば「断固たる」対応をとると言明した。写真は2019年、敷設作業中の同パイプライン。提供写真(2023年 ロイター/ELERING)
Anne Kauranen
[ヘルシンキ/ブリュッセル 11日 ロイター] - フィンランドとエストニアを結ぶガス輸送海底パイプラインと通信ケーブルの損傷を受け、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は11日、攻撃によるものと証明されれば「断固たる」対応をとると言明した。
損傷を調査しているフィンランド当局は、おそらく「外部の活動」が原因だと指摘し、エネルギー安全保障への懸念が高まって天然ガス価格は上昇している。
ストルテンベルグ氏はベルギーのブリュッセルで記者団に対し、「NATOにとって極めて重要なインフラに対する故意の攻撃だと証明されれば当然深刻なことだが、NATOによる結束した断固たる対応に遇うだろう」と述べた。
フィンランド国防相は11日夜記者団に、NATO加盟国の国防相らが12日のブリュッセルでの会議で損傷について協議すると明かした。
損傷したパイプライン「バルチックコネクター」はエストニアの電力・ガス会社とフィンランドのガス配送会社が共同運営している。両社は、修復の計画と実行に少なくとも5カ月を要し、ガス輸送を再開できるのは4月以降になりそうだとの見通しを示した。
一方、ロシア大統領府のペスコフ報道官は定例記者会見で、パイプラインの損傷は「不穏」だと述べ、昨年9月にロシアとドイツを結ぶ海底パイプライン「ノルドストリーム」が攻撃されたことが危険な前例になったと指摘した。
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