ハマスによるテロ攻撃を断固非難、事態鎮静化に努力＝官房長官

　１０月１２日、松野博一官房長官（写真）は午前の会見で、ハマスなどパレスチナ武装勢力によるイスラエルへの攻撃について「テロ攻撃を断固として非難する」と語った。写真は都内で２０２１年１０月撮影（２０２３年　ロイター／Kim Kyung-Hoon）

Hitoshi Ishida

［東京　１２日　ロイター］ - 松野博一官房長官は１２日午前の会見で、ハマスなどパレスチナ武装勢力によるイスラエルへの攻撃について「テロ攻撃を断固として非難する」と語った。

イスラエルがパレスチナ自治区ガザへの電力などの供給を断っていることについては「現地情勢を深刻な懸念をもって注視している」とし、「これ以上の被害が生じないよう事態の鎮静化を図ることを最優先すべきとの考えから、様々な外交努力を行っている」と述べた。

政府が月内にもとりまとめる総合経済対策に関して、公明党が所得減税を提言すると伝えられていることについては「成長の成果を国民に還元するよう、各種の給付措置に加え、税や社会保障負担の軽減などあらゆる手法を検討していくこととしている」と説明。与党提言も踏まえて内容を検討していくが、現時点でそれ以上の言及は控えるとした。

＊経済対策に関する発言を追加しました。