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ウクライナ支持のロシア人出国者、帰国すれば反逆罪=下院議長

ロイター / 2023年10月12日 11時46分

 10月12日、ロシア下院のウォロジン議長(写真)は、ウクライナを支持するために外国へ逃亡したロシア人が帰国すれば、反逆罪に問われ、寒冷地などの鉱山に送られて労働を強いられるとの見解を示した。提供写真(2023年 ロイター/Russian State Duma)

Andrew Osborn

[11日 ロイター] - ロシア下院のウォロジン議長は11日、ウクライナを支持するために外国へ逃亡したロシア人が帰国すれば、反逆罪に問われ、寒冷地などの鉱山に送られて労働を強いられるとの見解を示した。

ロシアのウクライナ侵攻とその後の徴兵を受け、数十万人のロシア人が母国を離れたとされる。ロシア政府はIT技術者など専門分野の労働者の帰国奨励を試みており、実際に帰国したロシア人もいるという。

だがウォロジン氏は、反逆者とみなされるロシア人の帰国には厳しく対応すると表明。国家の政策に反対すると表明したり、ウクライナ軍に資金を提供したりしたロシア人が帰国し始めれば、「彼らを送り込む場所を選ばなければならなくなる」と述べ、候補地として鉱山などを挙げた。

一方、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、出国したロシア人のうち、強い反ロシア姿勢を取っている者とその他の者とでは対応が異なると指摘。後者が「大多数」を占めており、彼らの帰国は常に歓迎されると説明した。

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