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ファーストリテの今期、3年連続で営業最高益へ 海外出店を加速

ロイター / 2023年10月12日 18時37分

 10月12日、ファーストリテイリングは2024年8月期の連結営業利益(国際会計基準)は前年比18.1%増の4500億円になる見通しだと発表した。写真はユニクロのロゴ。2019年10月、韓国ソウルで撮影(2023年 ロイター/Heo Ran)

Mayu Sakoda

[東京 12日 ロイター] - ファーストリテイリングは12日、2024年8月期の連結営業利益(国際会計基準)は前年比18.1%増の4500億円になる見通しだと発表した。3年連続で最高益更新を見込む。中国など各地域で出店を加速、海外ユニクロ事業が大幅に伸長するとみている。

IBESがまとめたアナリスト12人の予測平均4254億円を上回った。

売上収益は同10.2%の増加を見込み、初の3兆円台を計画する。柳井正社長は会見で「10兆円は決して遠くない目標」と語った。4月の会見では2ケタの増収ペースを継続し、10年程度で10兆円を目指す目標を明らかにしていた。

今年度は中国大陸・香港・台湾で構成する「グレーターチャイナ」で80店舗、東南アジア・インド・豪州で60店舗、北米で20店舗、欧州で10店舗を出店する。岡崎健・最高財務責任者(CFO)は、「グローバルに事業拡大を加速していくために、今年は足固めの1年にしたい」と述べた。

23年8月通期の連結業績は、営業利益が前年比28.2%増の3810億円と2年連続で過去最高だった。会社予想を100億円ほど上振れて着地した。海外ユニクロ事業がすべての地域で増収増益となり、営業利益に占める割合は6割超へ拡大した。ユニクロ事業の売上高は国内、海外ともに過去最高だった。

グレーターチャイナは営業利益が同25%増の1043億円と、過去最高だった。3─8月期は新型コロナウイルス感染症が収束し、高い気温が続いたことが業績に寄与した。

期末配当は前回予想の1株155円から10円引き上げ、年間配当予想額は1株280円から290円とした。24年8月期は1株330円を見込む。

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