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英GDP、8月は前月比+0.2% マイナス成長から回復も成長低迷

ロイター / 2023年10月12日 18時33分

 10月12日 英国立統計局(ONS)が12日発表した8月の国内総生産(GDP)は前月比0.2%増加し、ロイター調査のエコノミスト予想と一致した。写真は8月24日、ロンドンで撮影(2023年 ロイター/Alishia Abodunde)

[ロンドン 12日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が12日発表した8月の国内総生産(GDP)は前月比0.2%増加し、ロイター調査のエコノミスト予想と一致した。

7月のマイナス成長から一部回復したが、依然として低成長が続いている。

7月のGDPは0.5%減から0.6%減に下方修正された。

7月の国内経済はストライキなどの影響を受けたが、8月に景気は上向き、7─9月期の景気後退(リセッション)入りの可能性は低くなった。

英商業会議所のリサーチ担当者は「英経済は持ちこたえているが、不安定な状態が続いている」と指摘。「英国企業は3年にわたる経済ショック、高インフレ、高金利、スキル不足、欧州連合(EU)との貿易障壁に直面している」と述べた。

ONSは第3・四半期のマイナス成長を回避するには、他の要素を除外すれば9月に0.2%の成長が必要になると指摘した。

8月はサービス部門が予想をやや上回る0.4%増。製造部門は0.8%減、建設部門は0.5%減だった。

接客業は新型コロナウイルス流行前の水準を依然として4%以上下回っている。

6─8月の経済成長率は0.3%。自動車製造・販売や建設が寄与した。

投資家はイングランド銀行(英中央銀行)が次回11月の金融政策委員会で利上げを再開する確率を25%以下と予想している。

ONSによると、英経済は新型コロナウイルス流行直前の2020年2月から2.1%拡大している。

ハント財務相は今回の統計について、経済ファンダメンタルズの底堅さを示しているが、さらなる高成長が必要だと述べた。

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