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サウジなどイスラム諸国、ガザ戦争即時終結求める 臨時首脳会議

ロイター / 2023年11月12日 17時54分

 サウジアラビアなどのイスラム諸国は11日、パレスチナ自治区ガザにおける軍事作戦の即時終結を求めるとともに、イスラエルがパレスチナ人に対する行動を自衛として正当化する主張を拒否すると表明した。Saudi Press Agency提供(2023年 ロイター)

Aziz El Yaakoubi Nayera Abdallah

[リヤド 11日 ロイター] - サウジアラビアなどのイスラム諸国は11日、パレスチナ自治区ガザにおける軍事作戦の即時終結を求めるとともに、イスラエルがパレスチナ人に対する行動を自衛として正当化する主張を拒否すると表明した。

イスラム協力機構(OIC)とアラブ連盟はリヤドで臨時の合同首脳会議を開催。イランのライシ大統領やトルコのエルドアン大統領、カタールのタミム首長、シリアのアサド大統領ら数十人の指導者が出席した。

共同声明は、国際刑事裁判所(ICC)に対し、パレスチナでの「イスラエルによる戦争犯罪と人道に対する罪」を調査するよう求めた。

パレスチナ自治政府のアッバス議長は、パレスチナ人が「大量虐殺戦争」に直面していると述べ、イスラエルの「侵略」を終わらせるよう米国に求めた。

ライシ氏は、イスラエルと戦っているパレスチナのイスラム組織ハマスを称賛。イスラエルに石油や物資の制裁を科すようイスラム諸国に求めた。

イラン国家元首のサウジ訪問は10年以上ぶり。両国は3月、中国の仲介で国交正常化で合意した。

首脳会議は、ガザ包囲攻撃の終結、人道援助へのアクセス、イスラエルへの武器売却停止も要求した。

2人の関係筋がロイターに語ったところによると、アルジェリアを筆頭とする一部のアラブ諸国はイスラエルとの外交関係を完全に断ち切るよう主張。これに対し、イスラエルと外交関係を結んでいるアラブ諸国はネタニヤフ政権とのチャンネルを保持する必要性を強調し、反対したという。

一方、イスラエルのネタニヤフ首相はテルアビブで記者会見し、アラブの指導者らに「ハマスに立ち向かう」よう求めた。

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