ウクライナ大統領、新たなインフラ攻撃に警戒 国民に備え求める
ロイター / 2023年11月13日 8時40分
11月12日、ウクライナのゼレンスキー大統領はビデオ演説で、冬が近づく中、インフラに対する新たなロシアの攻撃の波に備えるよう国民に求めた。写真はミコライウ地域で7月27日撮影(2023年 ロイター/Ukrainian Presidential Press Service)
[12日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は12日夜のビデオ演説で、冬が近づく中、インフラに対する新たなロシアの攻撃の波に備えるよう国民に求めた。軍は東部戦域で猛攻撃があると見込んでいるという。
前日には首都キーウ(キエフ)に約7週間ぶりのミサイル攻撃があった。
軍報道官によると、東部の町アブデーフカに対するロシアの攻撃はこの1日で和らいだが、今後数日で強まる可能性が高い。
また、軍情報当局によると、ロシア占領下の南部の町メリトポリで爆発があり、少なくとも3人のロシア軍兵士が死亡。抵抗組織による「報復行為」としている。
ゼレンスキー氏は「11月も半分が過ぎようとしているが、敵がドローン(無人機)やミサイルによる攻撃を強化する可能性があることを覚悟しなければならない」と述べた。
昨年の冬にロシアは発電所などを攻撃し、停電を引き起こした経緯がある。
ウクライナ陸軍のオレクサンドル・シルスキー司令官はテレグラムで「(ロシア軍は東部ドネツク州の)バフムト地域でより活発に活動し、失地を回復しようとしている」と指摘。バフムトは5月にロシア軍に占領されたが、その後ウクライナ軍は近隣の村を奪還している。
12日の戦闘に関して、ロシア側はバフムト近郊で5回のウクライナ軍の攻撃を撃退したと説明している。
ロイターはどちらの説明も確認できなかった。
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