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米オラクル25年度売上高は2桁成長へ、AI需要追い風 株価大幅高

ロイター / 2024年6月12日 10時54分

米ソフトウエア大手オラクルが11日発表した第4・四半期(3─5月)決算は、クラウド収益が前年比20%増加の53億ドルとなった。3月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

[11日 ロイター] - 米ソフトウエア大手オラクルは11日、2025年度の売上高が2桁成長するとの見通しを示した。人工知能(AI)を活用したクラウドサービスへの強い需要を反映し、株価は引け後の時間外取引で9%上昇した。

生成AI「チャットGPT」を手がけるオープンAI、およびグーグルクラウドとの提携も発表した。

第4・四半期(3─5月)決算はクラウド収益が前年比20%増加の53億ドルとなった。

ただ、同四半期の総売上高は142億9000万ドルで、LSEGがまとめたアナリストの平均予想145億5000万ドルを下回った。

調整後の1株利益は1.63ドル。市場予想は1.65ドルだった。

サフラ・キャッツ最高経営責任者(CEO)は「OCI(オラクル・クラウド・インフラストラクチャー)の能力が需要に追いつくに伴い、各四半期に前期を上回るペースで成長する見通しだ」と指摘。

その上で「第4・四半期だけでも、オラクル・クラウドでチャットGPTを訓練するためのオープンAIとの契約を含め、総額125億ドルを超える30件余りのAI販売契約を結んだ」と述べた。

第4・四半期の残存履行義務(RPO)は980億ドルと、前年同期から44%増加した。

キャッツ氏は「オラクル・クラウドでのAI大規模言語モデル訓練に対する非常に強い需要がけん引し、第3、第4・四半期に当社史上最大の販売契約を結んだ」と述べた。

D.A.デビッドソンのリサーチアナリスト、ギル・ルリア氏は、「クラウド市場でオラクルは第4位のプロバイダーとして健闘しているが、全体として2桁の成長を達成するためにはクラウド事業がさらに大きく成長する必要がある」と述べた。

同社は第1・四半期の売上高が5─7%増加すると予想している。アナリストは7.6%増と予想している。

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