EUが主要ポストで合意図る、フォンデアライエン氏続投へ
ロイター / 2024年6月12日 9時11分
EUは週明け17日に加盟国トップがブリュッセルで会合を開き、先の欧州議会選の結果を検証し、次期体制の主要ポストについて合意を図る見込みだ。写真はフォンデアライエン氏。ベルリンで11日撮影(2024年 ロイター/Annegret Hilse)
Philip Blenkinsop
[ブリュッセル 11日 ロイター] - 欧州連合(EU)は週明け17日に加盟国トップがブリュッセルで会合を開き、先の欧州議会選の結果を検証し、次期体制の主要ポストについて合意を図る見込みだ。執行機関である欧州委員会のトップはフォンデアライエン氏の続投が決まる見通しで、他の主要ポストについてはエストニアのカラス首相やポルトガルのコスタ前首相らが有力視されている。
外交筋によると、EUは今月28─29日の首脳会議前に主要ポストについて非公式な決定を行う見込み。
フォンデアライエン氏が率いる欧州人民党(EPP、中道右派)は議会選で最大会派を維持した。また、同氏はEPP所属の首脳13人に加えてドイツから支持を取り付け、フランスも支持に傾いている。
他のポストは、議会選で第2会派となった社会民主進歩同盟(S&D、中道左派)と、S&Dとの連合を復活する可能性が高い欧州刷新(RE、中道リベラル)が手に入れる見込み。
ミシェル欧州理事会議長の後任を巡っては、前ポルトガル首相のコスタ氏が最有力候補に挙がっている。ポルトガルのモンテネグロ新首相はコスタ氏が出馬すれば支持すると述べている。またEUの外交筋によると、ドイツのショルツ首相(社会民主党)もコスト氏を支持している。
外相にあたる外交安全保障上級代表のポストはリベラル派が獲得する見通しで、ロシアに対してタカ派的な姿勢を採るエストニアのカラス首相が有力候補となっている。
この記事に関連するニュース
-
欧州議会、森林破壊防止デューディリジェンス規則改正案を可決、適用1年延期へ(EU)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年11月18日 15時20分
-
トランプ氏との関係構築「安倍首相に学べ」 G7で後継者の有力候補はメローニ伊首相?
産経ニュース / 2024年11月11日 11時4分
-
EU、トランプ氏復帰に備え団結呼びかけ 独仏首脳が対応協議
ロイター / 2024年11月7日 2時17分
-
米大統領選、欧州の首脳たちはどちらに勝ってほしいのか―仏メディア
Record China / 2024年11月6日 13時0分
-
COP29、バイデン氏ら主要国首脳が相次ぎ欠席へ
ロイター / 2024年11月6日 8時19分
ランキング
-
1「イスラエル首相に逮捕状」で分かれる各国の反応 米国は反発も、トランプ氏の対応に注目
産経ニュース / 2024年11月22日 20時59分
-
2中国、持論を曲げ対日ビザ免除再開 景気低迷やトランプ氏再登板が影響か 日本側は驚き
産経ニュース / 2024年11月22日 19時44分
-
3露の中距離弾道ミサイル発射 米国防総省「事前通知があった」 プーチン大統領は“ウクライナ東部の兵器工場が標的だった”
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月22日 11時43分
-
4共産主義時代の政治犯刑務所 忌まわしい記憶を「遺産」に ルーマニア
AFPBB News / 2024年11月22日 19時51分
-
5紛争地の人道支援で死者281人 過去最悪、ガザ被害中心
共同通信 / 2024年11月23日 7時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください