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米コンステレーション、スリーマイル原発再稼働の技術分析完了

ロイター / 2024年6月12日 10時20分

 6月11日、米コンステレーション・エナジーのジョセフ・ドミンゲス最高経営責任者(CEO)は、ペンシルベニア州のスリーマイルアイランド原発1号機の再稼働に関する技術分析を完了したと明らかにした。写真は 2011年3月、同原発付近で撮影(2024年 ロイター/Jonathan Ernst)

Laila Kearney

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米コンステレーション・エナジーのジョセフ・ドミンゲス最高経営責任者(CEO)は11日、ペンシルベニア州のスリーマイルアイランド原発1号機の再稼働に関する技術分析を完了したと明らかにした。「ロイター・ネクスト」会議で語った。

同原発1号機は1974年に稼働を開始したが、天然ガス火力発電の普及に伴い2019年に閉鎖された。同原発2号機は炉心溶融(メルトダウン)事故が発生して1979年に閉鎖されている。コンステレーションは2号機を保有しておらず、1号機は事故を起こしていない。

ドミンゲス氏は、同原発1号機の再稼働へ向けた最初の障壁を乗り越えたと説明。今後は再稼働の可能性を商業面から精査すると表明した。この原発は「再稼働の有力な候補だ」と強調した。

また同氏は、大手の電力ユーザーは気候変動対策の目標を達成するためクリーンな電力を求めていると指摘。他社の原発を購入するのは一段と難しくなっていると述べた。

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