インド電動二輪オラがＩＰＯの承認獲得 7月上場目指す＝関係筋

　６月１１日、インドの電動二輪車メーカー、オラ・エレクトリックはこのほど、同国証券取引委員会（ＳＥＢＩ）から新規株式公開（ＩＰＯ）の承認を受けたと、事情に詳しい２人の関係者が明らかにした。写真はオラの電動二輪車。昨年８月、南部タミルナドゥ州で撮影（２０２４年　ロイター/VarunVyas Hebbalalu）

M. Sriram

[ムンバイ １１日 ロイター] - インドの電動二輪車メーカー、オラ・エレクトリックはこのほど、同国証券取引委員会（ＳＥＢＩ）から新規株式公開（ＩＰＯ）の承認を受けた。事情に詳しい２人の関係者が明らかにした。公開規模は６億６０００万ドル程度とみられる。

オラは事業拡大のため昨年１２月にＳＥＢＩにＩＰＯを申請した。同社にはソフトバンクグループやシンガポールの政府系投資会社テマセクが出資している。

関係者によると、オラは７月半ばまでの上場を目指しており、需要を探るため向こう数日中に投資家と接触する方針だ。

オラとＳＥＢＩはいずれもコメント要請に返答しなかった。

関係者の話では、オラは今年、既に世界の投資家向けに説明会を実施しているが、「発行条件について改めて話し合うとともに、事業について説明する」という。