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NY外為市場=ドル下落幅縮小、FRB当局者の金利見通し受け

ロイター / 2024年6月13日 6時9分

終盤のニューヨーク外為市場では、5月の消費者物価指数(CPI)上昇率が予想を下回ったことを受けてドルが下落した。2010年9月撮影(2024年 ロイター/Yuriko Nakao)

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、5月の消費者物価指数(CPI)上昇率が予想を下回ったことを受けてドルが下落した。しかしその後、米連邦準備理事会(FRB)当局者による最新の金利・経済見通しで年内利下げが1回にとどまるとの見方が示され、下げ幅を縮小した。

米労働省が発表した5月のCPIは前年比3.3%上昇。エコノミストは前月と同じ3.4%上昇と予想していた。

トロントのフォレックス・ライブでチーフ為替アナリストを務めるアダム・バトン氏は「FRBメンバーは明らかに、今日のCPIの発表に左右されなかったか、土壇場で予想を変更することを躊躇したのだろう」とコメントした。

終盤の取引で、ドル指数は0.5%安の104.73。前日は105.46と4週間ぶりの高値を付けていた。  

CMEのフェドウオッチによると、フェデラルファンド(FF)金利先物市場が織り込む9月までの利下げ確率は63%となっている。序盤は70%以上だった。

一方、ユーロは0.63%高の1.0807ドル。前日は5月2日以来の安値となる1.07195ドルまで下落した。

ドルは対円では0.17%安の156.8円。日銀が今週開く金融政策決定会合では、国債買い入れ減額について明確な方針が示されるかに注目が集まる。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.85%高の6万8527ドル。     

ドル/円 NY終値 156.71/156.73

始値 157.31

高値 157.39

安値 155.73

ユーロ/ドル NY終値 1.0807/1.0811

始値 1.0758

高値 1.0852

安値 1.0758

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