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NATO核兵器、安保の脅威に適応と事務総長 ロシアけん制

ロイター / 2024年6月13日 7時37分

 6月12日、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、ロシアによる核演習の動きなどに言及し、現在の安全保障上の脅威にNATOの能力を適応させていると強調した。ブダペストで撮影(2024年 ロイター/Marton Monus)

Sabine Siebold

[ブリュッセル 12日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は12日、ロシアによる核演習の動きなどに言及し、現在の安全保障上の脅威にNATOの能力を適応させていると強調した。

NATO国防相会合を前に、核兵器はNATOの「究極の安全保証」で、平和を維持する手段だと記者団に述べた。会合では核計画グループの協議も行われる。NATOが西側の核兵器に公に言及するのは異例。

ストルテンベルグ氏はNATOが進めている核兵器の適応について、オランダがF35戦闘機に核兵器を搭載する用意ができたと6月に表明したほか、米国が欧州に配備した核兵器の近代化を行っていると述べた。

ロシアの核能力を巡る動きについては「過去数年間、数カ月間にロシア側による危険な核のレトリックを見てきた。ロシア側の核演習も増えている」と述べた。

同氏は中国の核兵器近代化にも言及。同国が数年以内に核ミサイルを増やす見通しで、その多くはNATO領土に到達できるだろうと述べた。

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