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バイオジェンのアルツハイマー薬、競合品登場でも先行きに自信=幹部

ロイター / 2024年6月13日 8時41分

6月12日、 米バイオジェンの北米責任者アリシャ・アライモ氏はエーザイと共同開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ(レケンビ)」について、競合薬が登場しても、今後市場での売れ行きは好調になると自信を示した。写真はバイオジェンのロゴ。2022年5月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

Sriparna Roy

[12日 ロイター] - 米バイオジェンの北米責任者アリシャ・アライモ氏は12日、エーザイと共同開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ(レケンビ)」について、競合薬が登場しても、今後市場での売れ行きは好調になると自信を示した。ゴールドマン・サックス・グローバル・ヘルスケア会議での発言。

レカネマブは昨年7月に米食品医薬品局(FDA)がアルツハイマー病治療薬として初めて正式に承認した。ただこれまでのところは、投与に際して追加的な診断テストや月2回の点滴、定期的な脳ドックの義務化などの条件があるため、期待されたほど普及していない。

一方でイーライリリーが開発している「ドナネマブ」が今後競合薬になる可能性が出てきている。

それでもアライモ氏は「競争ないし別の選択肢は常に良いことだ。だがより重要なのは、イーライリリーの参入で市場の発展が加速するという点だ」と強調した。

アナリストの間からも、承認されたアルツハイマー病治療薬が2種類に増えれば、市場拡大につながるとの声が聞かれる。

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