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印タタ・コンサルタンシー、4─6月期売上高・利益は予想超え

ロイター / 2024年7月12日 11時9分

 7月11日、インドのITサービス大手タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)が発表した第1・四半期(4─6月)決算は、純利益が前年同期比8.7%増の1204億ルピーで、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の1197億8000万ルピーを小幅に上回った。写真はタタ・コンサルタンシーのロゴ。インドのムンバイで1月撮影(2024 ロイター/Francis Mascarenhas)

Sai Ishwarbharath B Haripriya Suresh

[ベンガルール 11日 ロイター] - インドのITサービス大手タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)が11日発表した第1・四半期(4─6月)決算は、純利益が前年同期比8.7%増の1204億ルピーで、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の1197億8000万ルピーを小幅に上回った。

連結売上高は5.4%増の6261億3000万ルピー(75億ドル)で、アナリスト予想の6220億7000万ルピーを超えた。

クリチバサン最高経営責任者(CEO)は、市場環境がかなり不安定なことを考えると、今後の四半期の持続的成長を予測するには時期尚早との見方を示した。

売り上げの伸びはインド国営通信会社バーラト・サンチャル・ニガム(BSNL)や英保険会社アビバなど昨年獲得した大型案件が支えた。

受注額は83億ドルで、前期の132億ドルから減少した。

製造部門からの売上高は前年同期比9.4%増。8部門のうち銀行・金融サービスを含む4部門からの売上高が減少した。

昨年以降は高金利と地政学的リスクがインドのIT企業のサービス需要に影響を及ぼしている。アナリストによると、こうした企業は米国からの売上高の割合が大きいため、同国の早期利下げが実施されれば恩恵を受ける可能性がある。

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