豪ANZ、国債取引額水増し疑惑を徹底調査へ CEOが社員に通達
ロイター / 2024年7月12日 14時20分
オーストラリア・アンド・ニュージーランド銀行(ANZ)のシェイン・エリオット最高経営責任者(CEO)は、同行が債券取引データを水増ししていたという疑惑が浮上したことを受け、徹底的な調査を行うと社員宛ての電子メールで述べた。写真はシドニーで2020年6月撮影(2024年 ロイター/Loren Elliott)
[12日 ロイター] - オーストラリア・アンド・ニュージーランド銀行(ANZ)のシェイン・エリオット最高経営責任者(CEO)は、同行が債券取引データを水増ししていたという疑惑が浮上したことを受け、徹底的な調査を行うと社員宛ての電子メールで述べた。ロイターがメールを確認した。
メディア報道によると、同行は1年間に取引した国債の価値を500億豪ドル(約338億1000万ドル)以上水増ししていた可能性がある。
エリオットCEOとマーク・ウィーラン氏は社員に宛てた電子メールで、今回の問題を調査するため社外弁護士と契約したと説明。「規制当局に全面協力しており、問題の真相を組織的に究明していく」と述べた。
オーストラリア証券投資委員会は、ANZの昨年の10年国債売却に関する調査を行っている。豪紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー紙が11日に報じたところによると、ANZは当局に国債売却のデータが誤っていたと伝えたという。
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