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イスラエル軍、ガザ最大都市攻撃後に撤退 数十人の遺体を放置か

ロイター / 2024年7月12日 21時9分

 イスラエル軍は1週間にわたる激しい軍事攻撃の後、パレスチナ自治区ガザの最大都市ガザ市から一夜にして撤退し、住民や救助当局が12日に明らかにしたところによると、同市では数十人の遺体が放置され、家屋や道路が破壊された。写真はイスラエル軍撤退後の同市で壊れた建物内にたたずむパレスチナ人の少年(2024年 ロイター/Dawoud Abu Alkas)

Nidal al-Mughrabi

[カイロ 12日 ロイター] - イスラエル軍は1週間にわたる激しい軍事攻撃の後、パレスチナ自治区ガザの最大都市ガザ市から一夜にして撤退し、住民や救助当局が12日に明らかにしたところによると、同市では数十人の遺体が放置され、家屋や道路が破壊された。

ガザ当局によると、ガザ市のテルアルハワ地区とサブラ地区で過去1週間にイスラエル軍に殺害されたパレスチナ人の遺体約60体を回収した。

戦車が撤退した地域もあるが、イスラエル軍の狙撃兵や戦車が高台を制圧し続けている場所もあり、それらの地域の自宅には戻らないよう住民に警告しているという。

ガザのメディアによると、ガザ地区市民防衛隊のマフムード・バサル報道官は「通りには死体が散乱しており、バラバラにされた死体、家族全員の死体がある」と述べた。

ハマスのメディアは、ガザ南部ハンユニスで支援物資配給拠点が空爆され、イギリスとトルコに拠点を置くイスラム系NGO(非政府組織)「アル・ハイル財団」の職員4人が死亡したと報じた。

イスラエル軍は11日、ガザ市でハマスの能力解体に取り組んでおり、「国際法に従って市民の被害を軽減するために実行可能な予防措置を取っている」と説明していた。

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