1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

マスク氏のX、EUデジタルサービス法に違反 罰金の可能性も

ロイター / 2024年7月12日 20時5分

 欧州連合(EU)欧州委員会のブルトン委員(域内市場担当)は12日、実業家イーロン・マスク氏が所有する短文投稿サイトのX(旧ツイッター)が違法コンテンツへの対応を義務付けるEUのデジタルサービス法(DSA)に違反したと表明、罰金の支払いとプラットフォームの変更を要求する可能性があるとXに投稿した。サンフランシスコで2023年7月撮影(2024年 ロイター/Carlos Barria)

[ブリュッセル 12日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のブルトン委員(域内市場担当)は12日、実業家イーロン・マスク氏が所有する短文投稿サイトのX(旧ツイッター)が違法コンテンツへの対応を義務付けるEUのデジタルサービス法(DSA)に違反したと表明、罰金の支払いとプラットフォームの変更を要求する可能性があるとXに投稿した。

「Xに関するわれわれの予備的見解は以下の通りだ。Xはユーザーを欺き、DSAに違反している。Xには反論する権利があるが、われわれの見解が確認されれば、罰金を科し大幅な変更を要求することになる」と述べた。

欧州委員会は7カ月にわたってDSAの下で調査を続けていた。中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」、中国の電子商取引サイト「アリエクスプレス」、米メタ・プラットフォームズもDSAの下で調査対象になっている。

EUはXについて、ダークパターン(消費者を不利な決定に誘導する仕組み)や広告の透明性などの問題を指摘。青いチェックマークがついた認証済みアカウントが業界の慣行に対応しておらず、アカウントの真偽の確認に悪影響を及ぼしているとの指摘した。

Xには欧州委の主張に対応する期間が数カ月あるが、DSA違反で有罪となった場合、最大で世界の売上高の6%に相当する罰金を科される可能性がある。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください