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豪中銀副総裁、経済・政策見通し巡る不確実性強調

ロイター / 2024年8月12日 13時39分

 オーストラリア準備銀行(中央銀行)のハウザー副総裁は12日、経済予測には大きな不確実性が伴うとし、当局者が追加のデータを待つ間、金利を据え置いてきた理由の一つだと述べた。シドニー中心部で2017年2月撮影(2024年 ロイター/Steven Saphore)

[シドニー 12日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)のハウザー副総裁は12日、経済予測には大きな不確実性が伴うとし、当局者が追加のデータを待つ間、金利を据え置いてきた理由の一つだと述べた。

ブリスベンで講演し、経済の余剰生産能力が当初予想より少ないことなどが原因でインフレが粘着的になっていると指摘。中銀が最新の見通しで、第2・四半期に3.9%だったコアインフレ率が目標レンジ(2─3%)内に低下するのは1年以上先の2025年末までと予測しているのはそのためだとした。

同時に、これらの予測には大きな不確実性があると強調。「より多くのデータを待ったり、自らの行動によって(確率は低いが発生すると影響が大きい)テールリスクを引き起こすのを回避しようとしたりするなど、不確実性によって積極性が低下する場合もあるかもしれない」と語った。

また、失業率が予想より速いペースで上昇するリスクや、予想される家計資産の増加を受けて消費がより強く伸びるリスクもあるとした。

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