欧米5カ国首脳が電話会談、中東情勢とガザ停戦巡り協議

バイデン米大統領は１２日、フランス、ドイツ、イタリア、英国の首脳と会談し、中東の緊張緩和とパレスチナ自治区ガザでの停戦について協議した。米ホワイトハウスの大統領執務室で７月撮影（２０２４年　ロイター/Evan Vucci）

Kanishka Singh　Trevor Hunnicutt

[ワシントン １２日 ロイター] - バイデン米大統領は１２日、フランス、ドイツ、イタリア、英国の首脳と電話会談し、中東の緊張緩和とパレスチナ自治区ガザでの停戦について協議した。

ホワイトハウスが発表した共同声明によると、５カ国の首脳はガザ停戦交渉を支持。「これ以上失える時間はない」と強調した。

また、イランによる脅威を巡りイスラエルに対する支持を表明すると同時に、ガザ地区への支援物資の搬入を求めた。

「われわれはイランに対し、イスラエルへの軍事攻撃の脅しをやめるよう呼びかけたほか、そのような攻撃が行われれば地域の安全保障に深刻な影響が及ぶことを議論した」という。