印ウッタルプラデシュ州、ＨＶ登録税免除撤回せず＝関係者

　インドで最大の人口を抱えるウッタルプラデシュ州は、ハイブリッド車（ＨＶ）の登録税免除の決定を維持する。２０２２年７月、ニューデリーで撮影（２０２４年　ロイター/Aditi Shah）

Saurabh Sharma　Aditi Shah

[ラクナウ １２日 ロイター] - インドで最大の人口を抱えるウッタルプラデシュ州は、ハイブリッド車（ＨＶ）の登録税免除の決定を維持する。関係者２人が１２日明らかにした。

業界筋と州政府高官の話では、１１日に州と自動車メーカーの会合が開かれ、シン州首相が決定を撤回しないと述べたという。

登録税免除は先月決まり、一部のＨＶは価格が１０％安くなった。例えばトヨタ自動車の「カムリ」のＨＶ購入費は最大５２００ドル低下する可能性がある。

会合には免除撤回を求めていた現代自動車やマヒンドラ・アンド・マヒンドラ、タタ・モーターズなどと、免除継続を要望するトヨタやマルチ・スズキの代表が出席した。

免除反対派は、インドが目標とする国内自動車の完全電動化が難しくなるなどと主張していた。