1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

ペルーのアルベルト・フジモリ元大統領が死去 86歳

ロイター / 2024年9月12日 9時58分

 南米ペルーのアルベルト・フジモリ元大統領(写真)が死去した。86歳だった。長女のケイコ氏が9月11日、Xへの投稿で明らかにした。2018年3月、カヤオ海軍基地で撮影(2024年 ロイター/Mariana Bazo)

Marco Aquino Peter Parker

[リマ 11日 ロイター] - 南米ペルーのアルベルト・フジモリ元大統領が死去した。86歳だった。長女のケイコ氏が11日、Xへの投稿で明らかにした。

日系人として初めてペルー大統領を務めた。1990年の初当選時は知名度が低かったが、在任中にハイパーインフレを鎮静化し、国営企業の民営化を推進、関税を引き下げるなどして混乱した国内経済を立て直した。

一方、10年にわたる政権運営で汚職スキャンダルが続出し、世論を敵に回した。92年に軍用戦車を使って議会を閉鎖し、自由市場改革と厳しい対テロ法を推し進めるため憲法を改正したことから、国民の間では独裁者との批判も出た。

00年に3選を果たした直後、側近である国家情報局顧問ブラディミロ・モンテシノスの汚職が発覚。滞在中の日本から辞表を提出した。

日本で事実上の亡命生活を送っていたが、政界復帰を目指して05年に帰国を決意。チリに向かったが、現地警察に逮捕され、07年にペルーに引き渡された。09年に起訴され、禁錮25年の有罪判決が言い渡された。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください